今月のランチ会は「京のお昼ごはん」と題して、京都から料理家・小平泰子さんをお招きして、季節を五感で楽しむお料理をご用意いただきました。
今回は、ちりめんじゃこ、山椒、賀茂茄子など、京都でおなじみの食材を使ったお料理を披露。
昆布締めした魚のお寿司を笹で包んだ「ちまきの一口寿司」、賀茂茄子を、田楽ではなく、生姜酢で素材のみずみずしさとおいしさをそのままいただく「賀茂茄子のつゆ生姜添え」、焼いたトウモロコシ、お揚げをご飯にまぜ、山椒塩をふった「とうもろこしとおあげさんのご飯」など、京都の食文化の成り立ちを説明いただきながら、京都らしい料理にゲストたちは大満足の様子でした。
盛り付けに笹やほおずき、青葉なども使い、小平さんの提唱する“五感食楽”という言葉のように、五感で「涼」を感じる夏のお献立を楽しみました~。
気になるメニューはこちら↓
■ ちまきの一口寿司
■ 利休麩と三度豆の白和え
■ 切り干し大根と三つ葉の胡麻和え
■ お玉さんととろろのかきたま汁
■ 賀茂茄子のつゆ生姜添え
■ 鴨まんじゅう
■ とうもろこしとおあげさんのご飯
■ お抹茶風味のいとこ汁粉
Photo by Takeshi Fukuhara/Naomi Kawakami
<小平泰子さんプロフィール>
1977年京都生まれ。老舗料亭や禅寺で各地の郷土料理や伝統料理を学び、海外の料理教室にも通うなど、様々な食文化を身に付ける。その後ペンションの調理担当を経て、企業へのレシピ提供・商品開発などを手掛けるように。台湾、パリ、NYなど海外での料理イベントでは、その土地の郷土料理に、おばんざいの知恵や始末の心を取り入れ好評を得る。2003年、自身の料理教室を京都に開校、2013年には、東京・人形町教室も開校。新聞・雑誌へのコラム掲載、テレビ・ラジオへの出演多数。著書に「京都おかず菜時記」(京阪神エルマガジン社)がある。
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