2018年3月13日火曜日

フードスタイリスト2人による、新スタイル・ファストフード


 Photo by Takeshi Fukuhara 

3月のランチ会は、彩り鮮やかなスタイリングで魅せるお二人、Kaoruさんと、フレーズでもお仕事を何度かご一緒にさせていただいているSumieさんが、NYのフードトラックをイメージした、ファストフードランチを披露!
今回のランチ会を提案してくださった、同じくフードスタイリストのダンノマリコさんもお手伝いに加わっていただきました~。

Kaoruさんは、スープとNYで話題のチキンオーバーライスをご用意。チキンオーバーライスは、ランチボックスに、ターメリックライスとスパイスグリルチキン、ファラフェル、サラダ、ピクルスが入っていて、ソースと一緒に全部をまぜて食べるというスタイル。スパイスの良い香りと、シャキシャキしたお野菜、食べ応え十分なチキンやひよこ豆の入ったファラフェル、酸っぱ辛いアリッサ、ヨーグルトソースが絡み合って美味しい☆

Sumieさんは、ギリシャのファストフードであるスブラギピタと、デザートをご用意。スブラギピタは、ラムや野菜、ポテトフライをピタパンで巻いたもので、目の前でそのピタパンを焼いてくださいました!
さらにデザートはイチゴのパフェ。メレンゲやハートのクッキーがデコレーションされていて、食べるスプーンまでもクッキーでできていて、食べるのがもったいないくらい。
また、ランチ会の参加が30回目となった参加者の方のために、特製・特大のデコレーションクッキーもサプライズでご準備いただきました!

ガラス製の大きな容器に入ったハーブティー、黒板書かれたメニュー、クレープのように巻かれて木箱に並べられたピタ、そこここに「さすがフードスタイリストさん!」というお仕事を見せていただきました

今回は、フレーズランチ会史上最大のボリュームだったかも…!? 
朝からたくさんの種類のステキな料理をご用意いただき、
本当にありがとうございました☆

気になるメニューはこちら

〇スープ(Kaoru)
〇チキンオーバーライス(Kaoru)
〇スブラギピタ(Sumie)
〇パフェ 「フレーズ」(Sumie)



Kaoruさんプロフィール>
フードスタイリスト。広告、カタログ、雑誌など、各メディアで活躍するほか、ライフワークとして、写真・ファッション・アート・食材をコラボレートさせたZINEFood on a photograph』を出版。昨年、これらの作品を展示した個展も開催された。色彩豊かなスタイリングが得意で、食文化のトレンドの発信地である、NYLAに足を運んでは自身の仕事に活かしている。

Sumieさんプロフィール
結城寿美江
料理家・フードスタイリスト。エコールキュリネール国立製菓カレッジ卒業後、有名菓子店で修業。その後、「デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室」に勤務しながら、料理家・川上文代氏に16年師事。簡単でおいしい毎日のおかずから本格料理、スイーツまで、得意ジャンルは幅広い。著書に『出社30分前でも間に合う!おいしい朝ごはん』『彩り鮮やか! 野菜がいっぱい!ジャーで作るサラダべんとう』(共に枻出版社)などがある。

2018年3月10日土曜日

恒例イベント、今年も開催!「真藤舞衣子先生×五味醤油さん」の手前みそ教室


今年も、マイマイ先生こと、料理家の真藤麻衣子先生と、150年続く甲府の老舗醤油店、五味醤油さんがコラボレートしたみそ作り教室を開催しました! 
五味醤油さんで使っている国産大豆、米麹(通常の倍の量を使用)、そして、マイマイ先生が厳選したイタリア産の天日塩。通称セレブみそと呼ばれ続けて(笑)、今年で6回目を迎えました。

お昼の回、夕方の回と2回開催でしたが、告知してから早い段階で満席に!!「昨年つくった分がもう無くなった…」と、今年の開催を待ちわびていたリピーターの方もいらっしゃいました。

みその原料となる煮た大豆は用意され、まずはそれを潰してペースト状にするところからスタート。初参加の方は、その意外な重労働さに悪戦苦闘しつつ、一方で、リピーターの方は手慣れた様子で上手に潰していました。

こねたり、丸めたり、(保存容器に)投げつけたり、体力を使う作業も、五味醤油さんの「手前みそのうた」を聴いたり口ずさみながら、みんなでワイワイと仕上げていきました~。
みそを保存容器に収めたら、続いては醤油麦麹づくり。こちらは、麦麹にお醤油を加えて全体がなじむように混ぜるだけ。お子さんも参加しながらおいしくなる魔法をかけて、あとは1週間寝かせるだけ、とのこと。しょうゆ麦麹のレシピもいただきました!

作業を終え、そのあとはお楽しみの、マイマイ先生特製のお弁当&みそ玉。
お塩やみそ、塩こうじ、なま一味などで味付けされた素朴なおかずたちが、ひと仕事終えたあとの私たちの体と心に染み入ります…! 
自分たちでみそ玉にお湯をそそげば花麩やわかめがふきのとうの香りと一緒に広がって、花開くような瞬間をみんなで楽しみました。

半年後の手前みその完成を楽しみに、今年も無事、終了いたしました~。
お疲れ様でした!!

<真藤舞衣子さんプロフィール>
東京生まれ。IT関係の会社勤めなどを経て、フランスの料理学校でディプロマを取得。都内の菓子店に勤務したのち、赤坂にカフェ&サロン「my-an」をオープン。山梨に移住後、東京と山梨を拠点に、料理レシピ開発や食育アドバイザー、オーガニックコンシェルジュ、やまなし大使としても活動している。自身プロデュースの店「Sustainable table "my-an" YAMANASHI」を山梨にオープン。著書『さばかないデリ風魚介レシピ』(産業編集センター)、『おいしい発酵食生活意外と簡単体に優しい FERMENTED FOOD RECIPES(講談社)など。

■五味醤油さん

■手前みそのうた